屋敷森に見る日本の家
ここ数日、冬の終わりを告げる風が嵐のようにやってきました。
家の中は砂っぽくなり、翌日大掃除で大変でした。わたしの部屋は2階にあるのですが、近くに大きいビルもないので、風をよけることはできません。 先週の強風の後始末に懲りたので、現在、わたしの部屋の窓は、四隅をすべてPカットテープで留め(すきま風を阻止)、その上からビニールシートをかぶせてフタをしました。『これでよしっ。』自分なりの最大限の応急処置です。 ふと思い出したのは、そういえば、以前我が家には風が吹いてくる方角に、たくさん大きな木が植わっていたなぁということでした。しかし、隣の畑に日光があたらないと苦情をいわれてから、それらの木は伐採され、いまでは柿の木1本しかありません。それらの木が2階に届く高さにまで茂っていたら、わたしの部屋もこーんなにダイレクトに強風の影響を受けることはないのに....と思いました。わたしの家の周辺は田舎なので、『これは屋敷森かしら....?』という家を簡単に見つけることができます。 冬は大陸からの風を防ぎ、夏は涼しい木陰の下でセミ取りなんかもできて、よかったのに.........小学生の頃に先生に教わった“防風林”や“屋敷森”の本当のよさがわかったような木がしました。 『となりのトトロ』に出てきそうな家。 屋敷森というより、森屋敷(あくまで森を中心に設計された家)、と言えそうですね。ハハハッ....
by beijing798
| 2008-02-28 23:19
| LIFE
|
カテゴリ
以前の記事
2008年 03月
2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 more... タグ
798とは・・・
1950年代に旧ソ連や旧東ドイツなどの支援を受け、精密機器などの生産していた国営工場『798工場』のこと。
近年、設備の老朽化などの原因で生産停止になった工場跡地に芸術家が集まり、ギャラリーやアトリエをオープンさせていった。建物は1950年代のものを使用しているので、前衛的な現代アートととの対照が面白い。カフェやレストランも多く、新しい観光スポットになっている。 フォロー中のブログ
最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||